心のささくれ

最近は哀しくなるニュースが多い。
そもそもニュースって基本的に悪いことが多いから、心がダメージを受けやすいけれど、ここ数日のニュースは特にその傾向が強い。
日大アメフト部の事件も、東京都狛江市市長のセクハラも、うんざりしてしまう。
うんざりして、Twitterに色々投稿して、ふと自分の心を振り返ってみると心が波風立てているのがわかる。

そういえば、はあちゅうは"いらだち"の感情を大事にするといい的なアドバイスをしていた。
自分がどんな情報に対してどう反応するのかに注目すれば、自分の心のことがより理解できる。
今日はニュースに反応した自分の心について。

 

冷静で棘のない発信を心がけたい

憤りを覚えるようなニュースを見ると、どうしても感情的になる。
加えて、いろんな人が攻撃的な意見を寄せていたりしてて、なまじ共感できるフレーズをたくさん目にすると、自分の心も攻撃的になってトゲトゲしてくる。
心がささくれてくる。ざらついてくる。言葉選びが雑になる。
そんな人のコメントを読みたいとは思わないだろう。
そんな時のためも、いつ何時も、自分がどんな立場から発信したいのかを見直したいと思った。

 

美しく誠実でありたい

ニーチェは誠実や優しさを美徳とするのは、ルサンチマンからくる転倒だ!って批判してるけれど…
やはり自分は誠実なあり方がかっこいいと思うし、美しいと思う。

アレクサンドロス大王の言葉に「私は生きることをフィリッポス(父)に、美しく生きることをアリストテレスに学んだ」というのがあるけれど、自らの道徳哲学を実践する人に憧れる。


権力にしがみついているのは醜いし、かっこ悪いと思う。
だから、肩書きや自分のちっぽけなプライドをいつでも捨てれるようにしておきたい。
誠意を持って物事に対応できる人でありたい。
大切なものを見抜ける聡明さと、権力や虚栄心に負けない強さと、全てを失ってもやり直せる強さを持ち続けたい。

 



正しいことをしたって、報われるわけじゃないけれど。
正直者がバカをみることの方がよっぽど多いけれど。
そっちの方がかっこいいんだって突き進みたい。
「笑われて行こうじゃねーか!」って引っ張っていける強さを持っていきたい。