考える工夫について

ぼーっとしていたら12時を回る直前になってしまった。

今日は自分がどうやって考えているかについて。
幾たびもこのテーマで書いているとおり、常日頃から自分は"考える"ということについて考えている。

自分は考えることが好きなくせに、考えるのは苦手で、いやだからこそその克服のためにどうやったら考えられるのかを考えてきた。

そのハウツーを少し。
詳しくはまた書くと思う。

 

①具体化と抽象化
思考が進まないときは、具体的なケースに分解したり、あるいは抽象化してみたりするそれを繰り返してみる。

 

②比較
同じグループ・種類のものを比較することを水平比較、
対象の時間軸を捉えて比較することを垂直比較と個人的に呼んでいる。

 

演繹法帰納法
デカルトに始まる大陸合理論派が打ち立てたのが演繹法
ベーコンやロックらイギリス経験論派が打ち立てたのが帰納法
ビジネス的には論理的思考とマーケット感覚になるのかな。

 

④なぜ?それがなんなの?
自分は思考過程を記述する際に、"W="と"S="の自作論理式を用いてメモしてる。
W=はなぜ?(Why?)、S=はそれがなんなの?(So What?)の意味。

 

⑤問いと仮説
以前の記事でも紹介したけれど、自分は思考過程を記述する際に、"Q="と"A="の自作論理式を用いてメモしてる。

rassy.hatenablog.com

 

⑥反芻
思考をてってけ進めていくと、途中でどこからどう考えていたのかわからなくなることが多い。
それを避けるために、自分は頻繁に自分がどんな思考をどんな論理で進めているのか頭の中で反芻するように工夫するようになった。
思考の進度が遅くなってしまうからどうなんだろって思っていたけれど、何度も問い直しながら進めることで頑丈な思索になって良い。
自分の考えがどこが曖昧だったり弱い部分なのかがわかればそこをさらに突き詰めてみる。

⑦思いつきと思索
思いつきは思いつきでわかるようにメモし、思索も思索で別途わかるようにメモして保存してる。
具体的にはプログラミングのコメント記述のルールをオマージュして、
/思いつきは前にスラッシュを1つ入れる
//思索に耐えられたなって考えは前にスラッシュを2つ入れる
といった工夫をしている。
思いつきはTwitterのネタになるけれど、ブログのネタにはそのままじゃならないな。

 

⑧分類
人間の思考は、本屋に並んでる本を参考にパターン化できると思っていて、大きなテーマごとにフォルダを作っていて、整理している。
ここにはあまり時間を割かないようにしている。整理しよう〜って考えているとCPUがそっちに割かれてしまうから。

 

以上、ちょっと簡素だけれど、自分が行っている工夫を書いてみた。