時間管理について

時間管理や計画を立てることが苦手な自分が、時間管理について述べるのはいささか恐縮ではあるけれども、散々悩んでいる意味として1つ紹介しようと思います。

その方法は一日の時間を3つに分けるというものです。

その3つとは、「消費」「作業」「生産」の3つです。
もしかしたら似たようなことを述べている方も多々いらっしゃるかもしれません。
実際田路カズヤさんの「」という本には、ご本人が時間を「ナレッジワークタイム、ルーティンワークタイム、コラボワークタイムの3つで管理すると良い。」と述べています。
この場合ナレッジワークは思考するもの、ルーティンワークは繰り返し行う作業、コラボワークタイムは仕事仲間との打ち合わせなどになります。

これらと少し似ています。

私のいう「消費」は、主に情報のインプットになります。
例えば、Twitterやインターネットでネットサーフィンをすることはもちろん、読書や学問の勉強も含みます。これらは全て自分で何か新しい物事を考えるというよりは、情報を仕入れ受け入れる方向にあるからです。

続いて「作業」。
こちらは要はルーティンワークです。洗濯にせよ、炊事にせよ、通勤にせよ…毎日の繰り返しで特に頭を使う必要のないものです。ただやろうと思わなければ、なかなかやれなかったりするものだったりします。

最後に「生産」。
こちらは人によっては日々やっているかもしれないけれど、人によっては全く行なっていなかったりする。「作業」よりも「消費」よりも頭を使うもの。それこそブログを書くのも「生産」ですし、企画書を書くのもキャッチコピーを頭をひねって考えるのも「生産」だと考えます。

問題はこの3つの種類の時間を、自分の1日の中にどれぐらいの割合で配分するかが重要です。人はどうしたって楽な方に流れてしまうので、気がつくと「消費」的な時間の過ごしばかりをしてしまうかもしれません。また、惰性というものがありますから、ずっと「生産」ばかりやっていて、家事が破綻したり、インプットが不足してしまったりするかもしれません。

1日にある自分の時間の中で、3つをどの割合で割り振るのか、どう切り替えるのかを意識してみると、メリハリがつくかもしれません。

 

仕事ができる人の最高の時間術 (アスカビジネス)

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